ハワイ旅行に行くとき、任意の海外旅行保険に入ってますか?
クレジットカードに付いている保険(クレジットカード付帯の保険といいます)で十分だと思ってませんか?
私も以前はクレジットカード付帯の保険だけで十分だと考え、任意の海外旅行保険には入りませんでした。
しかし今回8年ぶりのハワイ旅行にあたり、もう一度保険について見直したのです。
すると今のクレジットカード付帯の保険だけでは足りないことがわかりました。
そしてクレジットカード付帯保険の不足を補う形で任意の海外旅行保険にも入ったのでした。
今回海外旅行保険について考え、調べた結果の「任意の海外旅行保険に入るべき3つの理由」をご紹介します。
そして私がどうやって任意の海外旅行保険を決めたか、などもご紹介します。
クレジットカードの保険については、付帯条件、補償内容などは頻繁に変わります。
任意保険の内容についても同じで、補償項目・内容などについて頻繁に変わります。
必ず最新の内容を調べて、自分に必要な補償がされるかを確認するようにしてください!!
<理由その1>そのクレジットカード、本当に保険は付いてますか?
クレジットカードを作ったときに「このクレジットカードには海外旅行保険がついています」のような案内があったかもしれません。
だからクレジットカード付帯の保険があるから大丈夫だ、と思っている方、「ちょっと待った!」です。
今も保険が付いているか確認しましょう
今、クレジットカード付帯の保険が最新状態でどんな内容になっているかを確認しましょう!!
カードを作った当時の内容とかなり変わっていること、本当に多いです。
以前は持っているだけで海外旅行保険が付帯されているカードもありましたが、今ではほとんどみかけなくなりました。
付帯条件を確認しましょう
海外旅行保険がつくのは、旅行に関わる費用をクレジットカードで支払った場合だけというのが一般的になってます。
そして「旅行に関わる費用」というのが細かく定められています。
旅行代金だけではなく、空港までの交通費でも大丈夫だったりします。
ただ公共交通機関はOKだけど、タクシーはダメとかもあったりするのです。
小さい文字で書いてあるのでわかりにくいですが、ちゃんと確認しましょう!
補償される範囲は家族まで? 自分だけ?
また家族で旅行に行く場合、1枚のクレジットカードで費用を支払って、家族全員が補償されるのか? 自分だけが補償されるのか? これもちゃんと確認しましょう!
そして家族まで補償される場合も、補償内容は全員同じなのか? 違うのか? これも要確認です!
<理由その2>そのクレジットカード、補償金額は足りてますか?
海外旅行保険には補償項目がたくさんあり、項目ごとに補償金額が決められています。
1000万円ついているから大丈夫じゃなくて、なんの項目にいくらついているかを確かめましょう!
とくに私が気にしているのは、怪我や病気で病院に行った場合の補償です。
「傷害・疾病の治療費用」が、絶対的に足りないんじゃないかと感じています。
200万円とか300万円とかだと、救急車で運ばれたとか、手術したとか、入院したとか、が起こった場合、本当にそれで足りるのかを考えてみてください。
ハワイ(アメリカ)ではちょっとしたことでも、ものすごい金額がかかると聞きます。
救急車を呼ぶだけで100万円かかったという話を聞いたこともあります。
以前はカードについている保険・補償内容を調べて、必要な金額になるよう複数枚のカード(持っているだけで保険がついているカード)を持つようにしていたことがあります。
でも今ではその技は使えなくなってきています。
<理由その3>レンタカーを借りるなら、保険は確認してますか?
レンタカーを借りて運転する方、保険の内容は細かく確認しているでしょうか?
クレジットカード付帯の保険でレンタカーの事故が補償されているものはみたことがありません。
(特に対人・対物。補償されているのもあるのかもしれませんが、、、)
万一のことを考えて、レンタカーを借りるなら保険は絶対に必要です。
基本的には保険付きのプランで借りればいいと思います。
ただ最近になって、レンタカーにつけられる対人・対物の保険金額が下がってきているのです!!
以前は100万ドルまで補償していたのが、30万ドルまでの補償しかしなくなっているのです。
1ドル150円として、4500万円までの補償になります。
これで足りるのか足りないのか、いろいろ調べてみたのですが、事故をした場合の補償金額を具体的に記載してあるものはみつかりませんでした。
でも正直、なんかすごく少ない気がしてなりません。
以上の「3つの理由」で、クレジットカード付帯の保険だけでは十分ではないと感じていただけたでしょうか。
ハワイ(アメリカ)に行くなら、ぜひとも任意の海外旅行保険に入ること、真剣に考えてほしいと思います。
誰のためでもなく、自分を、家族を守るために!!
海外旅行保険を選ぶときに気にするポイント
では任意の海外旅行保険はどうやって選べばいいのか?
損害保険会社もたくさんの会社があります。
またネットだけで入れる保険、対面(書面)でないと入れない保険、いろいろあります。
選ぶときのポイントを4点ほど挙げておきます。
保険料
保険料は、同じ補償内容であれば安いに越したことはありません。
たいていの場合、インターネットだけで完結する保険のほうが保険料は安くなっています。
代理店を通さない分、安くできるのです。
ただ販売している内容は一般的なパターン販売で、細かいカスタマイズはあまりできないことが多いです。
万一が起こった時の連絡先
当然のことながらハワイと日本では時差があります。
連絡をとりたいとき、いつでも連絡がとれるかどうかはちゃんと確認しておきましょう。
電話は日本にかけるのか、ハワイやアメリカにかけるのか、等々。
ハワイに事務所を置いている保険会社もあります。
必須とは思いませんが、いざとなったときは心強いかもしれません。
医療費用の支払い
病院で治療費用を支払うとき、いったん自分で支払って、あとから保険金を受け取る形の保険は、一時的な負担が大変かなと思います。
自分で立替払いしないで、病院と保険会社の間だけで支払いが完了する方が絶対に楽だと思います。
とくにクレジットカード付帯の場合は要確認だと思います。
レンタカーの保険の上乗せ
レンタカーの対人・対物を上乗せしたい場合、取り扱っている保険会社はかなり限定されてきます。
また、条件も細かく決められていて、レンタカー会社も指定されていたりします。
インターネットで簡単に入ることができないこともあります。
なかなか見つけにくいかもしれませんが、じっくり探してください。
私はどのように保険を選んだか
私はいろいろ悩んで、探して、三井住友海上の海外旅行保険に加入しました。
探したときの条件は2つです。
●傷害・疾病の治療費用の補償内容を上乗せしたい。
●レンタカーの対人・対物の補償内容を上乗せしたい。
上記以外の項目はクレジットカード付帯の保険でカバーされているので、補償金額は小さめにして保険料をおさえます。
そうです、クレジットカード付帯保険と任意の保険を併用するのです。
傷害・疾病の上乗せは多くありますが、レンタカーの上乗せはなかなか見つかりません。
またあったとしてもインターネットから加入できる保険はみつけられませんでした。
インターネットからパンフレットを請求し、代理店に連絡して対面での保険加入をしたのでした。
対面で契約することにもメリットはあります。
自分が望んでいる補償内容や、クレジットカード付帯の保険との合算請求、その他確認しておきたいことを納得いくまで聞くことができます。
保険を選ぶときは、自分にとって必要な補償内容はなにか? つけなくてもいい補償はなにか? 確認しておくことはなにか?
十分に検討し、わからなかったらクレジットカード会社や保険会社に問い合わせることが大切です!
スーツケースの修理代金を保険金請求した
今回、病気や怪我で病院にお世話になることはありませんでした。
でも家から空港に向かう途中に、スーツケースのキャスターが壊れるというアクシデントがありました。
なんとか空港には着いたのですが、このままだとスーツケースを引きずって移動することになります。
なので成田空港にあるリペアショップ「リアット」で修理してもらいました。
4個のキャスター交換で、料金は1万円。

無事に日本に帰ってきてから、この修理代金って保険の携行品損害ででるかもって思いました。
リアットからはレシートと修理の明細書のようなものをもらってます。
修理前のスーツケースの写真は撮り忘れましたが(急いでいたので)、とりあえず三井住友に連絡してみました。
結果、保険金として1万円全額がでました。
携行品損害はクレジットカード付帯の保険でも補償はされていました。
ただ免責(自己負担)が3000円あるので、でても7000円だったかなと思います。
大きな違いではないかもしれませんが、任意とクレジットカードでの補償の違いは確かにあるのです。
保険は難しそうと内容をよく確認しない方が多い気がします。
でもスーツケースの修理でも保険金がでることはあるのです。
自分の保険、どういった時に保険金がでるのかはちゃんと知っておいて、もらいそこねることのないようにしましょう!
まとめ
クレジットカード付帯の海外旅行保険に100%頼るのではなく、それを補う形で任意の海外旅行保険に入ることの大切さをご紹介しました。
また病院にかかる以外でも補償されている項目があり、請求すれば保険金が受け取れることの実体験もご紹介しました。
保険は万一のときのことを考えると絶対に入っておいたほうがいいです。
そして小さいことでも補償されることもあるのです。
せっかく入るのであれば、ちゃんと内容を確認して上手に利用しましょう!
そして最後に繰り返しますが、クレジットカードの保険も任意の保険も補償内容は頻繁に変わります。
必ず最新状態を確認するようにしてください!!
コメント