“ALOHA”
ハワイ好きでこのことばを知らない人はいないでしょう。
この「アロハ」は、もちろんハワイ語です。
”PUEO”
このブログは「プエオの森」といいますが、実はこの「プエオ」もハワイ語なんです。
今、ハワイに行っても、ハワイ語を日常で話している人をみかけることはまずありません。
耳にするのは「アロハ」くらいでしょうか。
でもハワイ語はちゃんと生きています。
その証拠にハワイの公用語は、英語とともにハワイ語も入っているのです。
そして、ハワイ語はハワイのあちらこちらに深く根ざしています。
ハワイが大好きなら、かんたんな単語だけでも知りたいと思いませんか!
ハワイ語、少しだけ勉強してみませんか!
あっ、ちなみに「プエオ」というのは「ふくろう」のことです。
ふくろうってハワイではとても大切にされている鳥なんです。
旅行に役立つハワイ語
ハワイに行ったとき、かんたんなあいさつをハワイ語でどういうのだろう?
「ありがとう」って言いたんだけど、どう言えばいいんだろう?
トイレに行きたいけど「KANE」と書いてあるだけ。
これは入っていいのか? 入ったらあかんやつか?
まずは本当に基本的な簡単なとこから始めましょう。
あいさつ編
- アロハ ”ALOHA”
▶︎ こんにちは。いらっしゃい。さようなら。愛してます。等々
もっとも有名で、もっとも幅の広いことばだと思います。
人とことばをかわしたいとき、オールマイティーで使っています。
僕の解釈ですが、「あなたに好意をもっています」の気持ちがあればOKのように思っています。
時々、「アローーハ!」と伸ばして発するときがありますが、本来は「アロハ」が正しいです。
(以前、ハワイ観光局のハワイ語セミナーでハワイ語ネイティブの先生が教えてくれました)
- マハロ ”MAHALO”
▶︎ ありがとう。
英語の「サンキュー」ですね。
「サンキュー ヴェリー マッチ」のように、より深い感謝をあらわすときは「マハロ ヌイ ロア」(”Mahalo nui loa”)のように語尾がつきます。
- アー フイ ホー ”A HUI HOU”
▶︎ さようなら。
「またお会いするまで」という感じです。
- メレ カリキマカ ”MELE KALIKIMAKA”
▶︎ メリー クリスマス。
メレがメリー、カリキマカがクリスマスです。
- ハウオリ マカヒキ ホー ”HAU’OLI MAKAHIKI HOU”
▶︎ あけましておめでとう。
「幸せな新しい年」という感じです。
日常の単語編
- カネ ”KANE”
▶︎ 男
トイレなどで「KANE」と書いてあれば男性用です。
- ワヒネ ”WAHINE”
▶︎ 女
トイレなどで「WAHINE」と書いてあれば女性用です。
- マウカ ”MAUKA”
▶︎ 山
方向を指すときに「マウカ」といえば、山側を指します。
- マカイ ”MAKAI”
▶︎ 海
方向を指すときに「マカイ」といえば、海側を指します。
知っているとちょっと鼻高なハワイ語
ハワイ旅行中、よく耳にするハワイ語です。
知らなくても全然問題なしですが、知っているとちょっとだけハワイ通ぶれますよ。
- ワイキキ ”WAIKIKI”
▶︎ 水のあふれる土地
ワイは水、キキはあふれるの意味があります。
ワイキキが昔、湿地帯だったのは知っていましたか?
今のワイキキは、観光地開発のために整備されたのです。
- アラモアナ ”ALAMOANA”
▶︎ 海の道
アラは道、モアナは海という意味です。
- ホノルル ”HONOLULU”
▶︎ 穏やかな湾
ホノは湾、ルルは穏やかという意味です。
- オノ ”ONO”
▶︎ おいしい
食べ物屋さんでオノがつくお店があります。
カパフル通りの『オノ・ハワイアン・フード』は、「おいしいハワイ料理の店」となりますね。
また食事をしたときに、感想を聞かれて「オノ」といえば「おいしかったです」という意味となります。
おいしかったと言いたいとき、今度は「オノ」って言ってみませんか。
- アヒ ”AHI”
▶︎ マグロ
ハワイではマグロを食べることも多いと思います。
代表的なものはアピホケですよね。
ハワイのアヒは新鮮でおいしいですよね。
- アヌエヌア ”ANUENUA”
▶︎ 虹(レインボー)
ハワイに虹はつきものですよね。
みれたときは、なぜか得した気分になりますね。
- ハナホー ”HANAHOU”
▶︎ アンコール
音楽ライブがあったとき、最後の曲が終わったあとのアンコールの掛け声です。
大きな声で「ハナホー」って叫びましょう!
もっと勉強したいなら
以上のハワイ語を知っていれば、普通にハワイ旅行に行くには十分以上だと思います。
でも、興味を持ったのでもう少し知りたい! 勉強がしたい!
と思ったなら、僕が持っているハワイ語関連の本を紹介しますので参考にしてください。
- 『ハワイ語のすべて』
アルバート・J.シーツ
ISLAND HERITAGE PUBLISHING
昔、ホノルル国際空港で、飛行機待ちの時間に買った本です。
ハワイ語の成り立ちから載っていて、ハワイ語の知識を深めたいならおすすめです。
- 『ALOHA! ハワイ語 〜フラとハワイを愛する人々へ〜』
エギル・マグネ・フセボ
イカロス出版
ハワイ語の基礎がわかる本です。
文法もしっかりと教えてくれます。
- 『ALOHA! ハワイ語 〜フラとハワイを愛する人々へ〜 神話編』
エギル・マグネ・フセボ
イカロス出版
ハワイの神話や伝説、メレ(ハワイアンソング)を紹介しています。
神話、伝説に興味があるならおすすめです。
- 『Hawaiian Dictionary for Hula Dancers たくさんのメレから集めた言葉たち』
よしみ だいすけ
文踊社
たくさんのメレ(歌)からことばを選び出し、解説している本です。
続編も何冊かでていますが、気の遠くなるような作業の結晶のような本だと思います。
知りたいなって思った単語は、けっこう載っています。
- 『PLACE NAMES OF HAWAII』
Mary Kawena Pukui,Samuel H.Elbert,Esther T.Mookini
UNIVERSITY OF HAWAI’I PRESS
ハワイの土地の名前に関する辞書です。
ハワイの地名はハワイ語のままのことが多いです。
その地域の簡単な説明やハワイ語の意味が載っていて、けっこう便利です。
- 『Learn Hawaiian at Home』
Kahikahealani Wight
BESS PRESS
ハワイ語を話せるようになるための本でCD付きです。
英語で書かれているため、英語でハワイ語を学ぶというハードルがめちゃめちゃ高の本です。
本格的に勉強するならおすすめかも。
ただし本当に難しいので、インテリアになってしまう可能性が大きいかな。。。
- 『New Pocket Hawaiian Dictionary』
Mary Kawena Pukui,Samuel H.Elbert
University of Hawaii Press
ペーパーバック版のハワイ語ー英語、英語ーハワイ語辞書。
ホノルル国際空港で買ったものです。
10,000以上の単語が収録されているようで、普通に使うには必要十分かなと思います。
- 『Hawaiian Dictionary』
Mary Kawena Pukui,Samuel H.Elbert
University of Hawaii Press
ハードカバー版のハワイ語ー英語、英語ーハワイ語辞書で、すごく立派な本です。
単語数も約30,000くらい収録されているようです。
持っているだけでハワイを身近に感じる気がします。(完全に自己満足ですが)
普段はインテリアとして飾っておき、ハワイアンソングの歌詞とかで調べたい単語がでてきたときに手に取ってます。
他にもハワイ語関連の本って、いっぱいありますよ。
もし興味が湧いてきたら、まず一冊手に取ってみてはいかがでしょうか。
まとめ
ハワイ語を知らなくても、ハワイ旅行にはなんの支障もありません!
でも、ほんの少しでも知っておくと、ハワイとの距離が縮まった感じがします。
それに、発音はローマ字読みをすればなんとなく雰囲気はでている感じがします。
ハワイ語であいさつなんかをして、コミュニケートができたときはグッとくるものがありますよ。
簡単なものでいいです。
ほんのちょっとだけ覚えて、ぜひ使ってみてはどうでしょうか。
ハワイ語の読み方・発音の仕方の記事を書きました。
よろしければぜひご覧ください。
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