懐かしのハワイ｜美味しいビーフシチューの味が忘れられないバイロンズ

ハワイで美味しいビーフシチューを手軽に食べることができたバイロンズを知っていますか？

今回は懐かしのハワイとして「バイロンズ」をご紹介します。

バイロンズってどんなお店？

バイロンズは、ホノルル空港から北に向かい、ニミッツ・ハイウェイにぶつかる手前の角にあった24時間営業のドライブインです。

メニューも多く、駐車場も広く、食事ができるテーブルも多かったのでとても便利なとこでした。

メニューも多かったのですが、なによりお手頃な値段にもかかわらず、めちゃめちゃ美味しかったのがビーフシチューです。
ハワイなので当然ボリュームがありすぎるのですが、ビーフシチューにはミニサイズがあって、ちょうどのサイズだったのが嬉しかったものです。

ゴロッと入っている牛肉のかたまりがホロっとくずれて胃袋に収まっていきます。
じゃがいも、にんじんも時間をかけて柔らかくなってます。
そしてシチューの味が濃すぎず薄すぎず、ちょうどいいあんばいなんです。

メニューにはロコモコなんかも当然ありますが、ここでしか見たことも食べたこともないものもあります。
下の写真の右上にあるの、なんだと思いますか？

答えは・・・

「オレオのフライ」なんです！

お菓子の「オレオ・クッキー」をフライにするなんてちょっと日本では考えられないです。
味は「まあ、そうだよね」という感じで「ありっちゃありだけど、自分ではもう頼まないかな」が素直な感想でした。

有名だったの？

私がバイロンズを知ったのは、へなちょこ・しゅんさんの本でした。
『へなちょこ日記』で初めて「バイロンズ」という名前を知り、この一冊内に繰り返しミニビーフシチューが出てくるのです。

いやおうなしに「どんなとこだろう？」「美味しいのかなあ？」「きっと美味しいに違いない！」と頭に刷り込まれてしまいます。

へなちょこ・しゅんさんは『食うべしオアフ島　2008』でもバイロンズをおすすめしています。

結構な熱量を感じる書きっぷりなので、きっと他にも書いているかもしれませんね。

ただ、へなちょこ・しゅんさん以外の本やメディアでバイロンズをみた記憶はありません。
やっぱりアクセスが車でないと行けないので、あまり紹介されていなかったのかもと思います。

今はどうなってるの？

今では残念ながら閉店してしまい、跡形もありません。
同じ場所で一時期マクドナルドが営業していましたが、マクドナルドも終了して空地になっている模様です。

無理だとはわかっているのですが、またバイロンズが復活してくれたらいいなあ・・・って思います。

たまーに思い出すのです。
あのミニビーフシチューをもう一度食べてみたいなあって。

まとめ

ハワイに限らずですが、今、どんどん昔からのお店が無くなって、新しいおしゃれなお店に変わっていってます。
それはそれでいいのですが、昔ながらの顔を持つお店も残っていてほしいなと思ったりもします。

また、実際のお店は無くなっても「自分はあのとき、あそこに行って、あれを食べた」という思い出は残ります。
そんな思い出をここに書いて「そうそう。知ってる、知ってる」という思いを共有できればいいなと思います。