ハワイ島のビーチ|ビッグアイランドで個性的なビーチを楽しみましょう

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ビッグアイランドと呼ばれるハワイ島。

今この時もグツグツと活発に活動している火山の島、活きている島です。

ハワイ諸島末っ子のこの島には、ユニークなビーチが多くあります。

荒々しい崖、溶岩からできた黒い砂のビーチ、など若々しくエモーショナルなビーチ。

キャプテン・クックが命を落とした海辺、いく度も津波に襲われ “TSUNAMI” が英語の単語となった海辺、など歴史を刻むビーチ。

観光ガイドブックにあるきれいな情報だけではなく、僕が実際に行き、見て、感じたハワイ島のビーチを本音で紹介します。

ハワイ島に行ったのは2006年10月。
少し時間が経っていますが、ビーチ自体はあまり変わってないんじゃないかと思います。
それよりもコロナの影響で治安とか、自然環境に対する規制などが変わっているかもしれません。

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カハルウ・ビーチ

ハワイ島の西側、カイルア・コナとケアウホウの間にあるカハルウ・ビーチ。
このときに泊まったホテル「アウトリガー・ケアウホウ・ビーチ・リゾート」の隣にあるビーチです。
(このホテルは2012年10月に閉館しました。ハワイ王室ゆかりの地に建ち、その名残が残るハワイアン・スピリットあふれる素敵なホテルだっただけに本当に残念です。)

カハルウ・ビーチは、ビーチと名前がついていますが砂ではありません。
岩場です。
それもゴツゴツとした岩ではなく、角のまったくないツルツル肌の岩です。

しかもめっちゃめちゃ滑りやいので危ないです。
実は僕も思いっきり滑って転んでしまいました。
大事には至らなかったですが、ひじを擦りむいて出血してしまったのでした。

このビーチの一番のアピールポイントは、とにかくホヌ(ウミガメ)がたくさんいるのです!!

シュノーケリングを借りて海に入ると、自分の真下にホヌがうじゃうじゃと泳いでいるのです!!

陸地(岩場)に上がろうとすると、同じように上がろうとしているホヌがぶつかってくるのです。
「ホヌに近づいてはいけない」というルール、ここで守るのは至難の業です。

ハワイ ハワイ島 カハルウ・ビーチ

ビーチパークとなっているので人は結構多いです。
ただ海の色は「青くてきれい」とまでは言えない感じで、雰囲気なんかもまあ普通な感じです。

「ホヌを見たい」という方には強くおすすめしたいです。
(あとで紹介するプナルウ・ブラック・サンド・ビーチよりもおすすめです!)
これだけ数多いホヌに会えるのは珍しいと思います。

人の多さ★★★
海・景色★★
雰囲気★★
安全・安心度★★
おすすめ度★★★
★から★★★で、独断的につけてます。

ケアウホウ・ベイ・ビーチ

カハルウ・ビーチから少し南に下ると、ケアウホウ・ベイ・ビーチがあります。

ここはキャプテン・クックが命を落とした地です。
マカヒキ祭り(収穫祭)の時期にやってきて、住民からロノ神(農耕の神様)と勘違いされて大歓迎を受けたのですが、やがて化けの皮がはがれ住民に殺されてしまったのです。

下の写真、小さくてよく見えないですが対岸の海岸に白い石碑が建っています。
キャプテン・クックの記念碑なのです。

陸から行くには車道がないため、険しい山道を自力で歩いていくしかありません。
海から行くには自力で泳いでいくか、ツアーに参加するしかありません。
なぜこんな場所に建てたんだろうと不思議に思ってしまいます。

ケアウホウ・ベイ・ビーチも砂浜ではなく岩場のビーチです。
ゴツゴツとした岩場で波もそこそこあるので、海に入るには十分注意する必要があります。

どちらかというと、泳ぐよりもシュノーケリングとかで楽しむのがよさそうな感じです。

ハワイ ケアウホウ

有名なキャプテン・クックの記念碑もあるためか、人は多いです。
青い海が湾に囲まれていて、景色は本当に素晴らしいです。

ただ岩場なため、あまり泳ぐ雰囲気でもなく景色をひととおり堪能すれば十分かなという感じでした。

人の多さ★★★
海・景色★★★
雰囲気★★
安全・安心度★★
おすすめ度★★
★から★★★で、独断的につけてます。

サウス・ポイント

ハワイ州の一番南。
そしてアメリカ合衆国の最南端です。

一番端っこって、なんか興味がそそられるんですよね。
でもここにはそんな興味を、思いを感じる気配はそっけないほどありません。

駐車場近くの崖では、ロコたちが海に飛び込んで遊ぶらしいです。
けっこう高く切り立っているので、ほんとに大丈夫かと思ってしまいます。
また、崖をどうやって上がってくるのか、疑問です。。。

ハワイ サウス・ポイント カラエ

ぐるーっと丸い水平線と荒々しい岩場。
この景色は、ここでしか見ることができない景色だと思います。
一度は見る価値はあると思います。

でも観光でここまで来る人はめったにいないし、人も少ないし、レンタカーは走行禁止だし、安全を考えると、、、本来はおすすめしたらあかんとこやと思います。

人の多さ
海・景色★★★
雰囲気★★
安全・安心度
おすすめ度
★から★★★で、独断的につけてます。

サウス・ポイントに行った時のことを書いたブログ記事があります。
興味がありましたら、ぜひみてください。

 ハワイの最南端 サウス・ポイントに行ってみた

ハワイ サウス・ポイント カラエ

プナルウ・ブラック・サンド・ビーチ

島の西側コナ側から南に下り、サウス・ポイントを超え東側に入って少し北上するとプナルウ・ブラック・サンド・ビーチがあります。

このビーチは溶岩でできた砂でできています。
その砂が真っ黒なので、ブラック・サンド・ビーチ(黒砂海岸)と名前がついているのです。

ここからさらに北に向かうと、今も激しく活動しているキラウエア火山があります。
ハワイ島は火山の島なんだなあと、なんとなくそんな気にさせるビーチです。

このビーチはホヌが見れることでとても有名です。
ですが、僕が行ったときには会えませんでした。

波間にちらっと頭らしきものが見えた気がしたんですが、どうだったんでしょうか。
ホヌを見たいという一念で来たのに、がっかりしてケアウホウのホテルに戻りました。
ホテル内の海にせり出したレストランでの夕食時、ウエイトレスの人にホヌが見れなかったことを話すと、「ホヌならここにいるわよ」とテーブル横の海面を指差すのです。

よーく見ると、海中をゆったり泳いでるホヌが!
また、沖にある岩場には数匹のホヌが甲羅干ししてました。

ハワイ プナルウ・ブラック・サンド・ビーチ 黒砂ビーチ

本当に一面黒い砂しかないビーチです。
めちゃめちゃ珍しいのと、ホヌ見物の人とで賑わってます。

でも青い海と黒い砂の組み合わせは、なんか雰囲気が違う感じが。。。
珍しい自然現象として一度は見る価値はありますが、一度でいいかなと思いました。
それにホヌだったらカハルウ・ビーチに行けばいいですし。

人の多さ★★★
海・景色
雰囲気
安全・安心度★★
おすすめ度★★
★から★★★で、独断的につけてます。

ヒロ・ベイフロント・ビーチ

ハワイ島の東側にあり、ハワイで2番目に大きな町(1番はもちろんホノルル)、そして日系人の町ヒロ。

昔ながらの町並みがめっちゃノスタルジックな街です。
古い建物を見ながらホロホロと散歩するのが
楽しくて、まったりとした気持ちにさせてくれる町です。

このヒロにもビーチはあります。
ただ、ビーチ自体はとりたてて特徴あるようには見えません。
穏やかな海が静けさを感じさせてくれます。

でもここは、今までにいく度となく津波の被害にあっているのです。
中でも1946年と1960年の大津波で、ヒロの町は壊滅的な大被害にあいました。

英語でも津波は “TSUNAMI” といいます。
それは、このヒロの津波災害からきているって知っていましたか。

津波の被害を風化させないため、1994年ヒロに「パシフィック・ツナミ・ミュージアム」が建てられました。
自分が生まれる前、遠いハワイの地で、日系人の多い町で、こんなことがあったということを思い知り、なんか伝わってくるものを感じました。
真面目になってしまいますが、もし時間が許すならぜひ訪れてほしい場所です。

そんな歴史を知ってから見るヒロの海、ヒロ・ベイフロント・ビーチは、ちょっぴり感傷的な気持ちにさせてくれるビーチです。

ハワイ ハワイ島 ヒロ

結構広いビーチで、海は穏やかです。
過去にいく度も津波の被害があったようには思えないです。

人もほとんどいないし、泳いだり、サーフィンやSUPしてる人もいません。
なんか寂しげな印象が強かったので、ビーチとしてのおすすめはあまりできないかな。

メリーモナークの時期だと人が集まるので雰囲気は変わるのかなあ?

人の多さ
海・景色
雰囲気
安全・安心度★★
おすすめ度
★から★★★で、独断的につけてます。
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