ハワイ旅行|これで安心、怖くない、ハワイへの食品持ち込み徹底ガイド

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— 実際に申告した内容・質問されたこと・注意点を、2025年2月の実体験から詳しく解説—


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1. はじめに:ハワイに食品を持って行く時の“あの不安”

ハワイに行くとき、あなたは食品を持って行きますか?

ハワイ旅行の準備をしていると、
「食品ってどこまで持ち込んでいいの?」
という疑問が必ず出てきませんか?

私もそのひとりでした。

入国審査を通るとき「食品を持っていますか?」と聞かれないかとドキドキしていました。
幸い、今までは聞かれたことはありませんでしたが。

ところが今回はMPCアプリを使うことにしました。
入国審査がすごく早く・楽になるといわれている、便利なスマホアプリです。

MPCアプリには「食品を持っていますか?」の質問があるのです。

この質問に対する回答は、日本を出発する前に行います。

正直に「はい」を選ぶとどうなるのか。
申告したら面倒なのか。
審査官に止められるのか。

ネットで調べても、

  • MPCアプリの登録時「いいえ」を選択した例が多い
  • 「はい」を選択していても、それ以上の情報があまりみつからない
  • そもそも「食品を持って行く」ことについての体験談が少ない
  • 体験談があってもさらっと書いてあるだけで、自分の不安に対する回答にはなっていない

という状態で、どう判断すればいいのか本当に悩みました


今回の記事は、そんな不安を持つ方へ向けて書いています。

私の不安は、大きく2点です。

1.食品を持って行っていいのか? 持って行っていい食品はなにか?

2.持って行ったとき、申告しないとどうなるのか? 申告したらどうなるのか?

突き詰めていくと、食品持ち込みの不安は最終的にこの2点に集約されると思いました。

そして、私は2025年2月のハワイ旅行で、
食品を持ち込みし、MPCでも「はい」を選択して入国審査を受けました。

※※その時の実体験を、できるだけ“リアルに”まとめた記事があります。※※
  (記事下にリンクを貼っておきますので、よかったらご覧ください。)

この記事は「ハワイへ食品を持ち込む」を、より深掘りしたガイドになるように書いたものとなります。

1.食品を持っていっていいのか? 持っていっていい食品はなにか?

旅行に行く前、私はこの「2つの不安」に対する回答をネットで探しました。

そして「食品を持ち込んでもOK」
ただし「持ち込んではいけない食品がある」
ことがわかりました。

食品持ち込みの判断に使った根拠は「ESTA」の申請ページにありました。

そこに詳細に書かれていますが、
「とにかく肉は持ち込んではダメ」
「生の野菜や果物もダメ」
ということです。

「ESTA」の申請ページに書かれている食品持ち込みの注意事項、その出典はUSDA(アメリカ農務省)とCBP(税関国境警備局)です。
つまり「アメリカに食品を持ち込む際は、この2つの機関(USDA/CBP)のルールに従えば間違いないということが、ESTAの申請ページからわかります。

もっと詳しく知りたいのであれば、アメリカの公式機関のウェブサイトに掲載されていますのでご確認ください。

  • USDA(アメリカ農務省)
  • CBP(税関国境警備局)

2.持って行ったとき、申告しないとどうなるのか? 申告したらどうなるのか?

でも「申告しないとどうなるのか? 申告したらどうなるのか?」に対する明確な答えは見つかりませんでした。

ハワイでの入国審査が厳しくなっている。
不審に見られた場合、すぐに別室に連れて行かれて尋問を受ける。

という恐い情報は見つかるのですが、
・申告しないで見つかった場合、どうなるのか?
・正直に申告したら、どんなことを聞かれるのか?
という、本当に知りたい情報はあまり見つからないのでした。

最近の物価高・円安ということもあり、外食ばかりよりも、少し食品を持ち込みたいという気持ちは、多くの人にとって自然な感覚ではないでしょうか。

では「黙って持ち込む」「正しく申告して持ち込む」どちらを選ぶかです。
いろいろ検索していて「アメリカに入国するときは嘘はつかないことが大切だ」というのが目につきます。

ここで覚悟を決めました。
「正直に申告しよう」
そう決めたのです。

食品を持ち込んでいると申告して、そのことを詳しく聞かれたら、それはそのとき。
禁止されているものを持ち込まない限り、手間はかかっても無事にハワイに入れるはず。

そう覚悟を決めたのです。


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2. 実際に私が持っていった食品のリスト

持込食品リスト

これは、実際に私がハワイに持って行った食品のリストです。

審査官から「なにを持ってきたんだ?」と聞かれて、即座に英語で回答できる英語力はありません。

聞かれる可能性があるなら、準備しておくほうが安心です。
そのため、持ち込む食品を一覧にした「食品リスト」を作り、いつでも見せられるようにしておきました。
(※英語表記はシンプルでOK。伝われば問題ありません。)

このリストは、スマホの写真ホルダに保存しておけば、すぐに提示できます。
ただし、念のため紙に印刷したものも持って行きましょう。
その理由は、万一、別室に連れて行かれた場合(別室行きは、なにが原因なのかは教えてくれないようです)、スマホは触れなくなるという情報をみたことがあるのです。
その時に食品持ち込みのことを聞かれても、紙があれば安心できそうです。

なにを持っていったか? その選定基準は?

カップ麺系は、やっぱり持って行きたいですよね。
1食が賄えるので助かります。
ただ肉がダメなので、チャーシュー入りはダメかな・・・

ただ、ここで一つ注意が必要があります。

肉は「エキス」でもダメなんです!
なので私の基準は 中身(原材料) でした。

原材料名欄に小さい文字で書いてある中身を、虫眼鏡でチェックします。
肉を意味する「牛」「ビーフ」「豚」「ポーク」「鶏」「チキン」すべてNGです。
そこまで見なくていいと思うかもしれませんが、万一日本語が読める審査官に当たったらと思うと油断できないのです。

で、私は「ワカメ入りのそば」のカップ麺にしたのでした。

次に「お米」です。
今回はキチネット(台所)のついていないホテルだったので、生米ではなく「乾燥米」にしました。
非常用の乾燥米で、お湯を入れるだけでもどるもので、もちろん肉エキスが入っていない商品を選びました。

以前はコンドミニアムに泊まることが多かったので、生米を持ち込んでいました。
ただ、生の野菜や果物は持ち込み不可のため、生米についても改めて確認が必要です。
もし「生米の持ち込み」について詳しい方がいらっしゃれば、ぜひ教えていただけると嬉しいです。

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3. MPCで「はい」を選んだ体験談

私は MPCアプリで“食品を持っていますか?”を YES(はい)に設定 しました。

正直、旅行に行く前は、ここが一番ドキドキしました。

ただ今回の結論から先に書くと、
申告したことで手続きはむしろスムーズでした。
嘘をついていないし、禁止食品の持ち込みもしていないのです。
そして、あらかじめ食品リストを用意していたことが、精神的にも大きな安心感につながりました。


▼ 審査官に聞かれたこと(実際の会話内容)

私の場合、審査官からの質問は非常にシンプルでした。

  • 観光で来たのか?
  • 何日いるのか?
  • 食べ物は? アップル? バナナ?
  • どこに泊まるのか?

ドキドキしていた「食品持ち込み」に関することも、普通に質問されただけです。
おそらく端末の画面にMPCの申告内容がでているのでしょう。
食品を持っているならと、生の果物を持っているか、それだけを聞かれたのです。
それ以上の質問はありませんでした。

結果的に、用意していた食品リストをみせることも、スーツケースを開けて検査されることもありませんでした。

正直に申告し、何か聞かれても大丈夫なように準備していたことで、自信を持って審査官の前に立てたのがよかったんだと思ってます。

※※その時の実体験を、できるだけ“リアルに”まとめた記事があります。※※
  (記事下にリンクを貼っておきますので、よかったらご覧ください。)



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4. 食品の持ち込みは「原材料名」をどう読むかで決まる

私は専門家ではありませんが、
USDA(アメリカ農務省)のガイドラインを見ると、
食品の持ち込みで最重要なのは「動物性成分の有無」 だと分かります。

とくに注意するべきは以下の3点です。


① 肉エキス・動物性ブイヨンが入っていないか

(beef extract / chicken extract / pork broth など)

ハワイでは “肉エキス入り食品の持ち込みは禁止” と明記されています。

ラーメンや粉末スープは要注意です。

私はこれを避けるために、
そば・わかめ系のカップ麺を選びました。


② 生の肉・卵・乳製品・果物・野菜は基本NG

USDAは、生鮮食品にとても厳しいです。

幸い、私の食品リストは すべて加工食品 だったので問題ありませんでした。


③ 植物性の加工食品は比較的持ち込みやすい

実は“青汁(砂糖なし)”や“日本のお茶類”は
申告すれば問題ありません。

サプリ扱いになるため検疫上も通りやすいです。


5. OK/要注意/NG を具体的に整理

私の実体験+USDA/CBPの基準をもとにまとめました。

持ち込み可能な食品の種類は、USDAやCBPの判断によって変更される場合があります。
旅行前には、必ず最新の公式情報をご確認ください。


🟩 【持ち込みOK(申告すれば問題なし)】

  • そば・うどん系のカップ麺(肉エキスなし)
  • 乾燥スープ(植物性のみ)
  • おかき・ビスケット・キャンディ
  • グミ・スナック菓子
  • 緑茶・ほうじ茶・紅茶
  • インスタントコーヒー
  • 青汁(砂糖なし)
  • 乾燥白米・アルファ米(動物性なし)

すべて私が持って行った食品に該当します。


🟨 【要注意】

  • ラーメン類(チキンエキス入りが多い)
  • コンソメ(動物性ブイヨン)
  • 粉末スープ(原材料次第)

原材料名を必ずチェックすること。


🟥 【持ち込みNG(申告しても不可)】

  • 肉エキス・肉粉末入り加工食品
  • 生卵
  • 生肉・生魚
  • 果物・生野菜(多くが禁止)
  • 未開封でも動物性エキスが入る食品

6. 申告は面倒なのか?

審査官が知りたいのは、

  • 食品が安全か
  • 肉エキスや生鮮品が入っていないか
  • ルールを理解しているか

この3点だけです。


7. 真似できる!食品リストの作り方テンプレ(コピーOK)

食品を持って行く。
英語はあまり得意ではない。

であれば、私と同じように「食品リスト」を作っておくのが安心感がありおすすめです。
英語も完璧でなくても、意味が通じればOKだと思いますよ。
私の作ったリストを若干修正したものを「テンプレ」として記します。
(「no meat extract」とは「肉を使っていません」という意味です)


【テンプレ】

Foods I have (for personal use):

  • Cup noodles (no meat extract)
  • Dried rice (vegetable/seaweed)
  • Instant soup (no animal broth)
  • Rice crackers
  • Biscuits
  • Candy / Snacks
  • Green tea / Hojicha
  • Aojiru (no sugar)
  • Instant coffee

▼ポイント

-「肉エキスなし(no meat extract)」を書いておくと好印象

  • 複雑に書く必要なし
  • 印刷でもスマホ画面でもOK
  • MPCの質問のあとに備えてすぐ取り出せるようにする

8. まとめ:食品持ち込みは“判断基準”さえ覚えれば不安ゼロ

  • 肉エキスが入っていないか
  • 動物性成分がないか
  • 加工食品かどうか
    → この3つで判断できます。

ハワイの入国は厳しいと言われますが、
私の場合、 「ルールを守って申告すれば何も問題はなかった」ということになりました。

この記事が少しでもお役に立てれば嬉しいです。


私の体験したMPCの記事

最後に、私が実際に体験したMPCと食品持ち込みに関する記事をご紹介します。
もしよろしければご覧ください!

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