ウクレレを弾くとき、爪をどうすればいいか悩んだことありませんか。
短く切った方がいいのか。
伸ばした方がいいのか。
爪で弾くのか。
指で弾くのか。
爪の手入れはどうしたらいいのか。
ウクレレの弾き方は人によって違っています。
なので「これ!」っという正解はありません。
でも他の人はどうやっているのか、ちょっと参考にしたいことありますよね。
今回は僕がどうやっているかを紹介します。
爪を短くするか、伸ばすか
左手
コードを押さえる方の手です。(僕は右利きなので左手になります)
ほぼ深爪くらいに短くしています。
これは長いと単純に押さえにくいからです。
ずいぶんと前ですが、ワイキキのロイヤル・ハワイアン・ショッピングセンターでフリーのウクレレ・レッスンをやっていたことがあります。
その時の女の先生、左手の爪がすっごく長くてびっくりしたことを覚えています。
長ーいつけ爪を付けているようでした。
どうやって弦を押さえてるのかよく見えなかったのですが、上手く寝かせながら押さえてたんだと思います。
なので短くないと押さえられない、ということはないと思います。
でも短めの方が押さえやすいとは思います。
右手
弦を弾く方の手です。
右手の弦を爪で弾くか指の腹で弾くかによって変わってきます。
単音(弦1本)を、親指で弾くとき(上から下)は爪で弾き、人差指〜薬指で弾くとき(下から上)は指の腹で弾いてます。
ジャラーンとストロークを弾くとき(基本的に親指以外の指で上から下)は爪で弾いてます。
なので以下のようにしています。
親指
伸ばしてます。
ただ、一番長いところがちょい右寄りになった形で伸ばしています。
だいたいこんな形です。
なぜこんな形か?
後ろの「どうやって弾くか」で説明します。
人差指〜小指
指の長さとだいたい同じくらいまで爪を伸ばしています。
アップで弦を弾くときは指の腹、ダウンで弦を弾くときは爪が当たる感じです。
どうやって弾くか
爪を伸ばした親指で弦を弾くとき(上から下)ですが、伸ばした爪全体で弦を弾くのではなく、弦を切る感じで弾いています。
【図1】
【図2】
【図1】でなくて【図2】のような感じです。
ちょっとわかりにくいですかねぇ。。。
親指をちょっと斜め気味にして、伸ばした爪の長い方の斜面で弦を上から下に切るように弾きます。
爪の伸びた部分、根本から先の方に弦の上を滑らせる感じです。
この爪の形と弾き方は、前にウクレレを習っていたときに教えてもらったものです。
【図1】よりも【図2】の方が、力強くて、より遠くまで届く音が出るような気がします。
興味を持たれた方は、ぜひ弾き比べてみてください。
爪の手入れはどうしているか
爪の形を整える
親指の爪の形を整えるには「爪切り」だけではなくて「爪やすり」を使います。
- 爪切りで大まかな形に切る。
- 爪やすりで形を整えていく。
粗い面で形をつくってから、細かい面で仕上げていきます。 - 爪磨きでツルツルにする。
爪やすりでまだザラザラしていたら、爪磨きを使ってツルツルにします。
まだ気になるようだったら、履いているジーパンに爪を当ててスリスリすれば完璧です。
ここまでする必要があるのか?
正直、家でウクレレを楽しむだけならここまではしなくていいかなと思います。
でも慣れちゃうと、やっちゃうんですよねぇ。。。
おすすめの爪やすり
僕がおすすめする爪やすりを、2種類紹介します。
ひとつ目の爪やすりは、やすり面がラウンドしているタイプです。
爪の形にそってやすりがけすると、簡単にきれいに形が作れます。
ふたつ目の爪やすりは、裏表で荒削り用の面と仕上げ用の面の2面を持っています。
薄い金属製なので、ウクレレと一緒に持ち運ぶのにもとっても便利です。
上の2つは僕が使った中で、とても使いやすくておすすめです。
あと、爪磨きは100均で売っているようなスポンジタイプのものが使いやすかと思います。
爪を補強する
爪を長くしていると、すぐにどこかにひっかけて割ってしまうことがあります。
もうすぐ発表会がある、っていう時なんか特にそうでした。
そんな時や、そうなる前に爪を補強するためのグッズがあります。
おすすめの爪補強グッズ
僕がおすすめする爪補強グッズを、2種類紹介します。
まずOPIのネイルケア用品です。
僕はハワイに行ったときに買いました。
ピカピカ光るのが嫌だったので、マットを探して買ったのです。
乾くのが比較的早いので重ね塗りもしやすかったです。
ただマットでも結構光るので、会社に行ってるときはちょっと恥ずかしかったです。
でもウクレレ優先ということで、ずーっとピカピカさせてました。
補強の性能には満足していたので。
もうひとつはアロンアルファの「釣名人」という接着剤です。
名前の通り、本来は釣りのためのグッズです。
でもこれはギタリストやウクレレ弾きには、隠れた超有名グッズなのです。
僕は10年以上前にテレビ番組を見て知りました。
ヨーロッパのギタリストが来日したときは、この「釣名人」をたくさん買い込んで帰るということでした。
低粘度なので、塗った感じはサラッとしています。
普通の接着剤のようにベタっとしていないので、きれいに爪に塗ることができます。
今はいろんな爪補強グッズが出てるので、もうあまり使われていないのかなと思ったんですが、まだまだ人気があるようですね。
これも結構愛用してました。
まとめ
ウクレレを弾くとき、爪をどうするかって結構悩みます。
特に初めの頃は。
いろいろ試していいと思います。
上手くいかなかったとしても、爪はまたすぐに伸びてきますから。
で、自分の好みを見つけていけばいいんじゃないかと思います。
今回は僕のやり方を紹介しましたが、ひとつの参考としていただければ嬉しいです。
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